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めきぶら亭

「毎日楽しく生きる」をモットーに日々を過ごす、まっつんのチラシの裏日記的なブログです。

西表島旅行記Part4 ~ビギナーズラックが止まらない~

生物 観光・旅行

時刻は21時。夜行性の生物たちを探しに行く前に居酒屋で腹ごしらえ。

しかしあんまり飲み過ぎると千鳥足でサキシマハブを踏むハメになりかねないのでお酒はほどほどに。 

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生パインサワーを頼むとこんなのが出てくるのが西表クオリティ。この居酒屋は民宿とパイン畑もやっているらしく、その畑の獲れたて新鮮なパイナップルは抜群に旨い!暫くフィリピン産の安物は食えない。

 

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そうめんチャンプルー。なんてことは無い素麺と野菜の炒め物。普通に旨いが素麺がダマになって啜れないww

 

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豆腐ようは島豆腐を紅麹や泡盛などで漬け込んだ発酵食品。ド派手な赤色をしているが、これは紅麹本来の色で着色料などは一切使用していないというから驚き。

肝心の味は濃厚で泡盛の香りが活き、食感はチーズっぽい。もはや原材料としての豆腐の原型は殆ど残っていない。まさしく「珍味」といった味わい。もっと喰いたい!

 

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ラフテー泡盛や醤油で煮た豚肉で、要するに豚の角煮。

酒のアテにもってこいだが、ご飯に乗せてかき込んだら堪らないだろうな。

 

 

 

チャージ完了。

ここからは夜の西表島を散策し、昼間には見られなかった生物たちの観察を行うことに。

 

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ホオグロヤモリは民家や自販機など灯りがある場所ならどこにでもいる。尻尾にトゲがあるのがニホンヤモリとの大きな違い。またアマガエルのような声で鳴くのも特徴だ。

 

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お食事中のカマキリ。

 

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サキシマヌマガエルがいるという事は、上手く行けば捕食者であるヘビ類も姿を現すはずだが…

 

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じょうじ!

ワモンゴキブリは国内の屋内性ゴキブリ最大種で、本土でもよく見かけるクロゴキブリよりもひと回り大きい。その生息数は尋常ではなく、道路を走る陰に目をやるとトカゲだと思った?残念!ワモンゴキブリちゃんでした!とでも言わんばかりに毎度現れる驚異の遭遇率。誇張抜きで苦手な人が西表島の夜道を歩けば10mに1回の間隔で悲鳴を上げるハメになりかねない。

 

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そんなワモンゴキブリの生息数もあってか、道路脇の草陰にはアシダカグモやハシリグモの仲間が多数スタンバイしている。眼がライトに反射して輝くため発見は容易。

 

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ナナフシの群れる木。この木だけで軽く6匹は見付かった。

 

 

 

 

 

…とその時、木を眺めていると草むらからガサガサと音が聞こえる。音の発生源を探ると足元に青い甲殻。

まさかコイツは…!!

 

 

 

 

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ヤシガニきたぁぁぁぁぁああああ!!!!

タラバガニと同じヤドを背負わないヤドカリの仲間で、陸上に生息する甲殻類の最大種。最大で4kgを超え、寿命も最長50年以上という色々と規格外の生物だ。

また乱獲や轢殺により数を急激に減らした絶滅危惧種でもある。しかし沖縄ブームの影響を受け、主に観光客向けの食用目的の乱獲が相次いでいるらしい。本当にやるせないが、そんな希少生物を発見できた事に喜びを隠せない!

 

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かっけえ!!!

その外見はオタクっぽく例えるならジオン軍モビルアーマーというか、ヤドを没収されたガミザミというか。こんな現実離れしたサイズと見た目の生物が歩いている違和感は半端じゃない。さすが西表島と言うべきか。

目の前で大興奮するぼっち外敵に対して危険を感じたヤシガニは、高速で後ろ歩きしながら逃げて行く。その速度は意外と速くて、必死にえっちらおっちら逃げて行く姿がカワイイ。 正直これで殆ど満足してしまったが、爬虫類を全然見付けられていないので探索再開。

 

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進入禁止の貯水池付近にいたカエル。調べても種類が全く分からない。

大きさは特大のトノサマガエルを太らせた位で、ジャンプ力はかなり強い。マジで何者なんだコイツ…

 

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バキバキという音の方向に目をやると食事中のリュウキュウアオバズクが。

音がしなければ絶対に気付かなかった。暫くすると飛び立ったが、フクロウの仲間なだけあって羽音は一切立てない。ちょっと感動。

 

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居酒屋の店員曰くこの先がヤシガニの遭遇率が高いエリアらしいが、同時にサキシマハブとハチの遭遇率も高く危険であるらしい。

場所を聞いてえ?今から行かないですよね?なんて言われた挙句行く気満々でここまで来たが、既にヤシガニは見付けていたので逆戻り。行けば色々いるのは間違いないが、ここからどんどん藪が濃くなるので気付かずサキシマハブを踏んだら洒落にならない。ハチも厄介だし。

もう宿からかなり離れたので、今日はここまでにして切り上げる。あとは戻りながら探そう。

 

 

 

 

…と思った矢先、目の前の道路に何かが歩く姿がぼんやり見える。

ガチガチと硬いものを打ち付ける音を立てながら歩くソイツは…

 

 

 

 

 

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またかよwwww

しかもさっきよりデカい!西表島初日にしてこんなに希少生物が見付かるとか完全に予想外。自分のビギナーズラックにも、西表島の大自然にも大いに驚かされました。

 

そしてこうも路上に現れてゆっくり歩いているのを見ると、これは轢かれて死ぬのも納得してしまう。なので西表島での車両の走行時、特に夜間は生物を守るためにもゆっくり走りましょうね。

 

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かっけえ!!!(2度目)

今回は触ってみたが、ヤシの実を切り裂くというパワーは伊達ではなく滅茶苦茶力が強い。脚の先が掠めただけで人差し指がスパッと切れたのにも焦った。歩脚でもこのレベルなのに、こんなのに鋏脚で挟まれたら確実に無事じゃ済まない。ヤシガニ恐ろしい子

 

 

ひと通り愛でた後は藪に逃げるように誘導し、姿を消した所で再び帰路に着く。生憎ここから先は目新しい生物は姿を見せず、そのまま宿に帰りシャワーを浴びて就寝準備。

 

いやぁ、離島って本当にいいもんですねぇ!

そんな事を考えながら眠りに就く。