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めきぶら亭

「毎日楽しく生きる」をモットーに日々を過ごす、まっつんのチラシの裏日記的なブログです。

チルドレンパイソン

さて今回は、12月5日に開催された「東京レプタイルズショー」にて購入した新入り、チルドレンパイソンについて紹介したいと思います。

お好きな方ならご存知だと思いますが、この蛇、ネットで調べてもコーンスネークやボールパイソンといったポピュラーな種と比較して情報量が極端に少ないんですよね。なので、まだ飼育歴約3週間というドが付く程の初心者ではありますが、少しでも多くの情報を発信し、皆さんの参考になればと思い記事にしてみます。

この種を検索されている時点で、自分より知識のある方が殆どであるとは思いますが…

 

 

そして「蛇飼ってみたいけど、どんな種類がいいの?」という未来の飼育者さん。もし当ブログを見付けて頂けたら、是非この蛇も視野に入れてみて下さい。

それでは紹介に入ります。

 

 

 

 

そもそもどんな蛇なの?

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和名はチルドレンニシキヘビ、学名Antaresia childreni

ニシキヘビ科の中でも、とりわけ小型の4種が分類されるヒメニシキヘビ属の1種。

オーストラリア北部のみに分布し、岩場や林、草原といった様々な環境に生息しています。食性も生息地と同じく様々で、爬虫類、鳥類、哺乳類、カエルなどを食べているそうです。要には何でも食べるのでしょうが、勿論飼育下では多くの蛇たちと同じくマウスのみで飼育可能です。

オーストラリアは生物の輸出が全面的に禁止されているので、全てが国外でのCB(人工繁殖)個体で、その多くはヨーロッパから輸入されています。そのため生物としてもわりと貴重な存在だったりします。実際日本で初入荷された時はペアでン十万などという価格で取引されていたそうな。

 

余談ですが、「チルドレン」とは「子供」を意味する英単語ですが、本種の名前の由来となったのは本種が新たに記載された当時の大英博物館の館長「ジョン・ジョージ・チルドレン」、つまりはガロアムシなんかと同じく人名です。そのため「小さいから子供ニシキヘビ!」という勘違いをされる方も多いそうで。勿論自分もその一人。

 

 

 

どんな魅力があるの?

①とにかく小さい!でもニシキヘビ!

ニシキヘビと言うと、蛇に興味が無い方でも「人や牛すら呑み込む大蛇」としてご存知ある場合も多いのではないでしょうか?見た目が想像できない方は、「映画『ハリー・ポッターと賢者の石』で、動物園の檻から脱走した蛇」を想像して頂ければと思います。

しかし本種は全長80~100cm、最大でも150cmと、この科において桁外れの小ささです。「大きくなりすぎず、飼育も比較的容易」と言われる入門種・ボールパイソンと比較してもまだ小さいですね。特にボールは太くなるため、重量に関しては本種の方が圧倒的に下でしょう。

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それでいながら、太い胴・短い尻尾・縦長の瞳・口元にずらりと並ぶピット(熱探知器官)…と、このように見た目はちゃんとニシキヘビ。つまり本種は

コーンスネークと完全に同じ飼い方が出来るニシキヘビ」なのです!

「パイソン好きなんだけど、大型種を飼うスペースは無いなあ…」

「小さい蛇がいいけど、コーンやカリキンは好みじゃないんだよね。」という方にピッタリなのが正しく本種。特に大型種の飼育が困難になりがちな、アパートやマンション暮らしの方にはうってつけであると言えるでしょう。

価格は30000~40000円前後の場合が多いかと。ポピュラーな種と比較するとやや高価でしょうか。 因みにうちの場合はイベント時で28000円でした。

 

 

②ハンドリングしていて楽しい!

適度にモチモチでハリのある肉感と、スベスベの肌触りでありながら、比較的大人しい種類であるためハンドリングが非常に楽しいです。

肌触りに関してはニシキヘビ全般に言える事ですけどね。

うちに来た子は生後2年という事もあって相当馴れているらしく、必要以上に嫌がることをしない限り、咬み付くどころか噴気音さえ出さないです。試しに手に乗せてやると、

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こんな感じで腕輪になることが多いです。

多少動き回りますが、巻きながらブログ記事が書けるんじゃないかと思える程に大人しいです。

 但し「比較的大人しい」と書いた通り、これに関しては個体差です。友人の友人が飼っている個体は皮手袋が無いとメンテナンスが出来ないほど攻撃的だそうな。なので、お店で購入する前にはハンドリングが可能かどうか聞くなり、実際ハンドリングさせて貰うなりしておいた方がいいかもしれませんね。

 

③糞の処理がラク!

そもそも蛇自体が糞の処理がラクな生き物ではありますが、とりわけ糞の処理がラクです。

例えば、コーンスネークやキングスネークは鳥糞(強)みたいなベチャッとした糞をします。この糞は液体っぽく、飛び散ることもあるのですが、ケージや水入れに付着して固まると地味に掃除が面倒。ガラスケースなら問題ないのですが、プラスチック製だと擦って掃除すると傷が付くのが厄介なんですよね。

しかし、ニシキヘビの糞は犬のそれのような固形のもので散らばり難く、尚且つ排泄のペースが上記の蛇たちと比較しても遅いため、圧倒的にメンテがラクです。臭いも弱く、ケージを覗き込んで嗅がないと気付かないほど。ナミヘビの糞は刺激臭がするので部屋に入るとすぐ気付くのですが、本種の場合はケージを見ないと分からないと思います。 

糞の処理がラクなのは他のパイソンも同じですが、本種は身体が小さい分糞も小さいので更にラク。

 

 

 

 

…如何でしたでしょうか。

パイソンが飼いたいと思っていた時に某SNSの友人2名からオススメ頂いたこの蛇ですが、飼いたいと考え始めてから4ヶ月後にようやく飼育開始できました。

実際飼ってみて、本当にいい蛇だと思います。

「見た目が嫌いでなければ、蛇として欠点が無い種類」と言っていた意味が今となってはよく分かります。

確かに見た目はわりと地味なので、カラフルな蛇が好みだという方の期待は応えられないですが、そうでない、或いは色合いが好みだという方には本当にオススメできる蛇です。

前述の通り流通量はそう多くないですが、もし店やイベントで見かけたら是非新たな一匹として視野に入れてみて下さいな。