めきぶら亭

「毎日楽しく生きる」をモットーに日々を過ごす、まっつんのチラシの裏日記的なブログです。

群馬県の蛇王国「ジャパンスネークセンター」に行ってみた。その1

11/29 午前0時 仕事終了。帰宅。

同日   午前3時30分 なんやかんやで遅くなって就寝。

 

 

同日   午前6時起床。

今回早起きしたのは他でもない。

群馬県「ジャパンスネークセンター」へ行く為である。

目的地までは電車で約3時間。まずは上野東京ラインで上野へ、そこから乗り換えて北千住へ向かい、特急りょうもう号で目的の藪塚駅を目指す。

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暫くするとどんどん建物が減っていき、気付けば田んぼと畑ばかりの風景に。

小さい頃から畦道で生き物を探すのが好きだったので、こういう光景もまた好きだ。

そして目的の藪塚駅で降り、ここから徒歩で約15分で到着。

世界よ、これがジャパンスネークセンターだ。

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年季が入っていると言うかなんと言うか、ものすごいB級スポット感。

まあそれはともかく行きましょうか。

因みにジャパンスネークセンターのHPにて入園料が100円引きされるクーポンが掲載されてますので、今後行く予定のある方は活用するとちょっとだけお得です。携帯の画面を見せるだけでOKなので是非。

 

 

入って少し歩くと、蛇を放し飼いにしている区画が。

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ここに写っている蛇は全てマムシ毒蛇です。

もちろん入らないように警告する注意書きや脱走を防ぐ措置はしてあります。元から遅い蛇だが、最近冷え込みだしたこともあり非常に緩慢だった。同じようにシマヘビとアオダイショウを放し飼いにしている区画もあったが、既に冬眠してしまったのか今回は見られなかった。

 

 

そうこうしている内に採毒実験が行われる時間になったので、見学することに。

始まって早速研究員さんがケージに入った蛇を取り出した。

『こちらが今回採毒実験に協力してもらう蛇、ハブですね。』

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見るからに危険なのが伝わる面構え。これでも充分に迫力がある大きさなのだが、まだまだ大きくなるそうだ。ひと通り解説が終わると、スネークフックと呼ばれる先端が鉤状になった棒で頭を抑え込み、そのまま手掴みしてこう続いた。

『それでは採毒を行います。どのように口が開くか、よく観察してみて下さいね。』

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ほぼ180°開くと聞いた事はあったが、いざ目の当たりにすると実に恐ろしい形相。

しかも咬み付く時は、これが人間が瞬きをするのと同じ速度で飛んで来るそうだ。

全くもって冗談ではない。

他にも国内の毒蛇であるマムシやヤマカガシの解説・実演を聞かせて貰えた。

 

毒蛇について詳しく知れた所で、次は毒蛇温室へ。

なんとこの日は運よく給餌を見学できるとの事。

開始5分前にもなると餌の匂いを嗅ぎ付けたのか、一斉に蛇たちがソワソワしだした。

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せわしなく動き回る毒蛇たちを見て興奮する24歳独身彼女ナシ。

特にこの緑色の毒蛇ブームスラングは、スネークセンター内でもトップクラスで危険な毒蛇だそうだ。ここには蛇類最速で「最強の毒蛇」の呼び声高いブラックマンバや、咬まれたら致死率50%と言われる凶暴な毒蛇ニューギニアタイパンもいるのだから、それらと肩を並べる本種が如何に危険な存在かが見て取れる。実際この後マウスを与えていたが、俊敏に動き回ったり給餌用トングに咬み付いたりと非常にアグレッシブな印象を受けた。好きな蛇の一種なので、餌を呑む所を見られたのは幸運でしたね。

 他にも色々見てきたんですが、全部載せるとキリ無いので何種類かピックアップしていきます。

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パフアダー。非常に太短い蛇で、まるでツチノコみたいだ。

丸っこくて可愛らしい外見とは裏腹に、

  • アフリカ大陸の草原、森林、砂地など多彩な環境に棲める
  • コブラ等が持つ神経毒と、ハブ等が持つ出血毒の両方を併せ持つ
  • 毒の量が多く、出血毒のせいで後遺症・四肢切断を余儀なくされることも多い

など、非常に危険な毒蛇だ。実際アフリカで最も被害を出している毒蛇はコイツじゃないかとも言われているそうだ。こんなの砂地に潜んでたらわかんねーよ・・・アフリカなんて恐らく血清も十分に供給されてない地域が殆どだろうし、地元民からしたら悪魔のような存在なんだろうなあ。

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ブラックマンバ上でも軽く触れたが、最強の毒蛇とよく謳われる種の一つ。

  • 蛇類最速で、最高速度は時速16km
  • 最大で4mを超え、毒蛇の中ではキングコブラに次いで2番目に大きい
  • 毒性が非常に強い上に量が多く、血清を打たなければ致死率はほぼ100%

という蛇界の公式チートキャラ。ゲームで言えば多分ジョインジョイントキィとかオクラとかその辺だと思う。

時速16kmだと50mを約10秒で走破する程度の速度なので、足場が悪ければ充分追い付かれるだけのスピードですね。

毒も致死率が10数mgなのに対し、ひと咬みで100mgも注入するのだから始末に負えない。実際、血清が無かった頃は咬まれたら20分以内で死に至ることが殆どだったという。こいつが日本にいなくて本当に良かった。

「ブラックって言うほど黒くなくね?」と言われることも多いが、名前の由来は体色でなく

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口の中が真っ黒のため。敵に襲われるとこのように口を開けて威嚇するそうだ。

なんというか、この姿を見る頃には多分≒終わりなんじゃないですかね。

かの著名な爬虫類学者の故・千石正一氏に「触るのヤダ」と即答させた本種を無許可で飼育していたド阿呆もいたらしいが、常に死と隣り合わせの蛇飼育なんて冗談じゃねー。

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そして最後はオオアナコンダ世界最大級の蛇として有名で、きっとあまり蛇に興味が無い方でも一度は名前を聞いた事があるんじゃないでしょうか。

半水棲の蛇なのでやはり水に浸かっており、陸地にいる所を見られなくてちょっと残念。特定動物であるため飼育には許可が要るが、最近では本種と、無許可でも飼育が可能なキイロアナコンダとの間に交配させたハイブリッドが出回っているそうで。「これはオオアナコンダではないので許可は要らないです」というのが個人的には脱法ドラッグと同じ理屈に見えて仕方ないんですが。

というか下手すりゃもっとマズい。最大10mの種と4mの種を掛け合わせているのだから、このハイブリッドも最大6~7mに育つ可能性がある。しかもオオアナコンダは気性が荒く、キイロアナコンダは俊敏性が高い。それが無許可で飼えるのだからいつか確実に問題が起きるだろうに。あんまり良しとは思えないなあ。

 

 

そんなこんなで見る方はおしまい。

見る方はおしまいですが食べる方に続きます。

⇩続き⇩

mattsun.hatenablog.jp