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めきぶら亭

「毎日楽しく生きる」をモットーに日々を過ごす、まっつんのチラシの裏日記的なブログです。

思い付くままにゲームレビュー 「リンダキューブアゲイン」編

社会人になって2年目。

学生の頃あんなに好きだったゲームは、遊ぶ時間が極端に減ってしまった。

勿論遊ぶ機会は時々あるが。昔ほどの情熱(?)も無ければワクワク感も無くなってしまい、今では過去に遊んだお気に入りのゲームをプレイするばかりだ。

  

 

そんな訳で、ふと遊びたくなったお気に入りのゲームの感想をふらっと書き綴っていこうと思います。なおネタバレも多少出ますので、検索して辿り着いたプレイ予定のある方はご注意下さい。

 

 

始めに紹介したいのは、普段あまりRPGをやらない自分がハマったRPG

PSのリンダキューブアゲイン」である。

リンダキューブ アゲイン

リンダキューブ アゲイン

 

1995年に発売されたPCエンジンソフト「リンダキューブ」のリメイク作品。

当時PCエンジン業界はSFCなどの次世代ゲーム機の出現で既に冷え切っていたそうだが、プレイしたユーザーからの評価は非常に高く、また他に類を見ない異質さから一部では話題になっていたそうな。それから2年後に発売されたのが本作。後にセガサターンにて「リンダキューブ完全版」なる移植作も発売されてます。

 

PS3ゲームアーカイブスで別に欲しいゲームがあり、購入した残額で何を買おうか迷っていた時にパッケージ買いしたのがきっかけだったが、結局そのゲーム以上にハマってしまった。

RPGどころか現代のゲーム史から見てもかなり異質なこのゲーム、初めに言っておくが合わない人にはまず合わない。

というのも、不気味・鬱展開・グロテスク・猟奇的・エロと耐性の無い方にはショッキングな表現が多すぎるため。それを物語る出来事として、

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今でこそ有名なこの警告マークだが、

本作のためにソニーが用意したのが始まりだそうだ。

内容は察して然るべきである。

これらを踏まえて遊んで(或いは動画を観て)頂きたいのだが、自分と同じく世界観が気に入った方には、とことん遊び尽せるだけの面白さがある。

そんな魅力を是非皆様にも感じ取って頂きたいと思いますので、拙いながらも紹介していきます。ではそろそろストーリーとかいろいろ紹介していきましょうか。

 

 

 

 

今、ひとつの惑星が死んだ。直径200kmの隕石が地上の動物を完全に抹殺したのだ。

これは、その星の動物達を救うためにたった二人で戦った、少年と少女の物語である。(プロローグより)

 

 

 

ストーリー

AMD(アフターマザーズデス)1991年、地球とよく似た環境をもつ惑星「ネオケニア」へ、通称「死神」と呼ばれる直径200kmの隕石の直撃が確実視されていた。

衝突時期は8年後のAMD1999年。政府が住民の脱出作業に追われていた中、突如としてお触れと共に巨大な「箱舟」が現れたのだ。

「未来を救うため、箱舟の搭乗員男女各一名求む。そして出来る限り多くの動物を雌雄ひとつがい集めよ。」

箱舟に乗ってどうなるかも分からない。命の保証も無い。

箱舟の主人公乗組員に選出された「ケン」と幼馴染のヒロイン「リンダ」による、動物達を救うための冒険が今始まるのだった。

 

 

ゲームの特徴

魔法はありません。黒幕もラスボスもいません。巨大隕石の衝突は確実です。

主人公は何をやっても世界を救うことは出来ません。救えるのはリンダと動物だけです。

・・・と、とにかくRPGの王道を外しまくっているのが最大の特徴。

動物集めに全力を尽くそうが、金を稼ごうが、遊び呆けようがプレイヤーの自由。

だって8年後、惑星は確実に滅ぶんですから。

但し、日数が進むにつれて他の住民はどんどん移住が進み、宿屋などの設備は使えなくなってきてしまうので注意。しかしこの辺りが絶妙にリアルでいい。

 

 

動物集めが楽しい!

このゲームの醍醐味、それが動物集めである。

多くの場合は戦闘により捕獲する、他ゲームで言う所謂「モンスター」でもある。

これらを箱舟に登録するのだが、それ以外にも食料や装備に加工したり、仲間にしたり、解体して中からアイテムを取り出したりと用途は幅広い。

これらの動物が出現するマップはかなり広大だが、ゲーム開始時から行動可能範囲も同様に広大で束縛が少なく、かなり自由に動物を探し回ることが出来る。

その気になれば無理矢理難関ダンジョンに到達し、強力な動物と戦う事も可能。勝てるかはともかく。

 

 

どうやって動物を捕獲するの?

前述の通り、多くの場合は戦闘に勝利して捕獲するのだがここで注意。

HPが消耗し弱った動物、ゼロになった動物は降参し自動的に捕獲される。

しかし最大HPを大きく上回るダメージを与えた場合、バラバラに飛び散ってしまう。この場合動物は勿論、経験値も入手できない。

そのため強くなりすぎると捕獲しにくくなるのだが、かと言って弱すぎても強力な動物の捕獲は困難。しかも8年のタイムリミット付き。

つまり「今の戦力で捕獲できる動物がどこにいるか探す」ことが非常に重要。

 

その他の入手方も用途同様に幅広く、罠を仕掛けて回収する、ハンターに依頼する、オークションで購入する、卵を孵化器で孵すなど様々である。

しかしこの手のゲームの常、入手方が非常に厄介な動物も多い。例を挙げると

・所持金が0の時、一部の地域にのみ現れる。

・メスを解体して卵を入手し、孵化器で孵すことでしかオスを捕獲できない。

・ヒトや島など、そもそも動物でないものに化けている。

・一定の年数が経過すると絶滅する。

など、ノーヒントでの完全クリアは非常に困難である。

前述の通り、住民の避難が進むと設備は次々と使えなくなるので、当然孵化器も使用出来なくなり、完全クリアがどうあがいても不可能な詰み状態に陥る可能性もある。

と言うか、実際そうなって泣いた。

 

シナリオ

本作のシナリオは、A「メリークリスマス」B「ハッピーチャイルド」C「アストロアーク」の3種類。それぞれストーリーの内容は勿論のこと、行動可能範囲、クリアに必要な捕獲ノルマなどが異なる。

AとBは「ストーリーをメインに楽しみ、動物集めに関しては練習用のシナリオ」で、

Cは「自由度が最も高く、動物集めに専念できるシナリオ」という認識で大丈夫です。

しかし、本編でもCを選択すると「先にAとBをプレイすることをオススメします」とアナウンスが入るので注意。個人的にも先にAとBから攻略するのを強く推奨。

 

 

エログロトラウマゲー

本作に登場する動物は「ブタ」「リス」「ダチョウ」など現実世界に存在する動物の名前が付けられているが、その外見はグロテスクだったり独創的だったり、明らかに似ていないものが殆ど。まともなのは「イヌ」「ネコ」「オオカミ」だけです。

例を挙げると

・顔や毛色はそのままで身体が蜘蛛になっている「トラ」

・腕と足の生えた「ヘビ」

・全身紫色で一つ目の「ヒョウ」

・腕が生えていてクロールで泳ぐ「サメ」

など、どうやったらそんなデザインが思い付くのかと叫びたくなる動物が山ほど登場。因みに個人的には「ゾウ」と「トナカイ」が一押し。悪い意味で。

 

シナリオに関しても、とりわけAとBは猟奇的で鬱要素も多分に含んでます。

特にシナリオA終盤の展開、およびラスボスのあまりのグロさ、ショッキングさからトラウマゲーの地位を確立させているといっても過言ではありません。

詳しく書きたいのですが、今回は割愛。youtubeなどの動画サイトでも投稿があるので、興味のある方はそちらもどうぞ。

 

 

声優

キャラクターに命を吹き込む声優さんも、主人公ケン役に「機動戦士ZZガンダム」のジュドー・アーシタ役の矢尾一樹さん、リンダ役に「名探偵コナン」のバーローこと江戸川コナン役の高山みなみさんを始め、「北斗の拳」のラオウ役の故・内海賢二さん、「Back to the future」シリーズのブラウン博士の吹き替えでお馴染みの故・青野武さんなど実力派が揃い踏み。シリアスなシーンもコミカルなシーンも、盛り上げてくれること請け合いです。

 

 

欠点もあるよ

猟奇的表現・トラウマなどは散々書いてきたので、それ以外の欠点をば。

まずゲーム画面がかなりチープなこと。映像の出来が古いゲームはやる気がしない、という方はこの時点でアウト。

これに関しては製作側も「ゲーム画面はショボいぞ!」と明言してますね。

 

もうひとつ細かいかもしれませんが、戦闘中に効果音やエフェクトをスキップできなくなり、テンポが悪くなる現象がそこそこ高確率で発生すること。

敵が大量に出現し、尚且つエフェクトの長い技を連発された時は結構ストレスだったりします。 ノミ、お前の事だ

 

総評

動物集めが面白い。これに尽きます。

テーマが「種の保存」というだけあって、他のRPGとは全く違う独特の魅力を持つ本作品。

チープなグラフィック、猟奇的表現など人によっては欠点になる要素は多いものの、それらを踏まえて楽しめる方には自信を持ってオススメできます。

リアルでは絶対にオススメしないですけどね

今ではゲームアーカイブス600円という破格の値段で販売されていますので、興味のある方、ウォレット残高に余りが残っている方はぜひこの機会にプレイされてみては如何でしょうか?

 

 

宣伝みたいになってしまいましたが、この辺りでおしまい。

ここまで長々とお付き合いして下さった方はありがとうございました。

機会があればプレイ日記なんかも書ければと思っていますので、その時はまたよろしくお願いします。