めきぶら亭

「毎日楽しく生きる」をモットーに日々を過ごす、まっつんのチラシの裏日記的なブログです。

西表島旅行記Part8 ~さよなら西表島~

最後の朝は盛大に寝坊。

疲れ切った身体でオリオンビールなんか飲んだからね仕方ないね。

 

民宿の朝食をパパッと済ませ、レンタルバイクを返却する前にガソリンを補充しに向かう。

そう言えばこの道、明るい時間帯にあんまり通らなかったっけ…なんて考えながら走っていると電柱の上に明らかに猛禽類と思しき鳥の姿が見える。

まさかと思って停車し近付くと、正体はやはりアイツだった。

 

 

 

 

カンムリワシだ!

特別天然記念物に指定されている絶滅危惧種。近くで自分が見ているのにも気付いていたが、物怖じせず逃げる様子が全く無く、この島の食物連鎖の最高位に位置するのも頷ける振る舞いがカッコいい。

そしてこの旅行の最後の最後で希少動物を見付けられたのは本当に嬉しい!さあ、その雄姿を撮影させて貰おう。

撮影…あれ?

 

 

 

 

 

【悲報】ワイ氏、民宿にデジカメを置いてくる

 

 

 

 

 

原付にガソリン入れるだけだからいいやと思って充電器に挿したまんまだよ。つくづく自分のアホっぷりに呆れるばかり。

代わりに折角なのでじっくり観察してると、キョロキョロしてから糞した後飛び立って行きました。ガソリン入れるのをうっかり忘れて見とれていたので港までダッシュ。無事給油も終えた所で民宿まで戻り、荷物を纏めていよいよ島を後に。

 

 

 

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さようなら西表島

この後は石垣島で飯食ってお土産買って帰る予定だったが、なんと海上で高速船がエンストを起こす。暫くしてから復旧したが、暫くは徐行運転になり40分程到着が遅れた。本当に最初から最後までハプニングが絶えない旅行だったwww

 

 

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そういや食べてなかった、と思い出して注文した石垣牛ハンバーグ。噛めば肉汁ドバーでうまうま。しかし意外と店が混んでいたのと先の船の遅れで時間が押し、自分用のお土産が殆ど買えなかった。

その後は特に出来事も無く、飛行機で爆睡しながら羽田へ帰って来ました。

 

 

 

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東京よ私は帰ってきた。

そんな感じで西表島(&石垣島)3泊4日の旅はお終い。 後半の収穫の薄さが少し気になるものの、とても充実した4日間でした。収穫が薄いという事は次回への宿題を残してきたという裏返しでもあるし、達成の為にも次があるといいな。次回は弟あたりを連行してみたいけど。

 

 

この旅行から1年以上経ってようやく書き終わるというあまりにも酷いグダグダ旅行記でありましたが、読んで頂いた方々には感謝です。

この旅行を切欠に変わったり始めてみた事は沢山ありますが、やはり一番は

 

 

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サキシマカナヘビが我が家へやって来た事でしょうかね。

ピナイサーラの滝への登頂記事に登場したサキシマカナヘビの画像、実は飼ってるヤツなんですよね。

やはりあの出会いが衝撃的過ぎて帰ってから飼いたい欲が抑えられず、去年の12月のイベントで迎え入れました。この気持ちまさしく愛だ。私は我慢弱い。

名前はあの日出会った地、ピナイサーラの滝から頂いて「サーラ」。飼い込みWCのオスです。

 

次にどんな記事を書くか全くのノープランなのでサキシマカナヘビの紹介でも書こうかと思うものの、他にも色々増えた現在飼育中の生き物全種の紹介もしたいので悩みどころ。とりあえず乞うご期待。

西表島旅行記Part7 ~竜頭蛇尾~

撃沈。

何がって、釣果ですよ。昨日バラス島までの船の道中、あんなに跳ねまくってたカツオと思しき魚の群れも、噂に聞くガーラも掠りもしねえ!

南の島だし適当に投げてりゃ何か釣れるだろなんて心の何処かで思っていたのは否定出来ないけど、やっぱりノープランで何とかなるほど甘くはなかった。もっと綿密に計画をしなかった自業自得である。

 

 

そういえばこの時、前日のシュノーケリングでお世話になったガイドが船を洗いに来てたので色々雑談してました。

 

 

「昨日教えて貰ったガーラ狙いに来たんですけど、駄目でした~」

 

『あちゃー駄目でしたか、残念です(笑)

次は釣りのオススメのガイドも紹介しますんで、よかったら来年も来てくださいね!』

 

「はい!また是非!」

 

 

 

 こういう一期一会があるから旅は止められんですね。

この後もちょっと足掻くも案の定不発。日も完全に落ちた所で諦めて撤収。

頭上を飛んで行くヤエヤマオオコウモリの大きさに軽く引きながら原付を走らせていると、路肩から何かが道路上に歩き始めたので急ブレーキ。

 

 

 

 

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ミナミオカガニを捕獲したのね。(CV:桑島法子

サワガニを滅茶苦茶巨大にしたような外見の陸棲のカニで、これだけ大きな躰を支えられるだけあって甲殻が非常に強固でマッシブ。流石に前日見たヤシガニ程ではないけど、それでも全く見劣りしないだけの迫力がある。

 

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捕まえようとすると猛烈に威嚇してくるけど、力が半端無いので結構怖い。

やはりと言うかマニアの飼育対象になることも多々あるらしく、最大級のサイズになると6000円を超える値が付くこともあるとか。コイツも結構いいお値段になるんじゃないかな。

 

 

 

とまあカニを後にし、荷物も置いてひと段落して再び生き物探しへ。

昨日は徒歩圏内をじっくり探し回ったので、今回は原付で広範囲を手広く探し回ることに。

 

 

 

 

 

…という作戦でいこうとしたらガソリンが全然足りねえ。

下手に遠出したら押して帰るか野宿確定なんじゃないかコレ。

という訳で徒歩でトホホ

 

 

 

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何気にこの日初めて見たオカヤド先生。

この日も色々見れたけど、結局目新しい生き物は見付からず。それどころかドクターヘリまで飛んでくる始末。サキシマハブが見たくてカエルの涌く貯水池に張り込んでたけど、五月蠅すぎてそれどころじゃなくなった。

 

 

 

微妙な気持ちで宿へ戻る道中、地面に何かがあるのに気付く。

近付いて見るとさっきのミナミオカガニがミソぶちまけてペチャンコに潰れている姿だった。

そういえばここまで何台か車とすれ違ったけど、そのうちの誰かが轢いたんだろう。生物のロードキルが多いので徐行運転してやって下さい。というのは今までネットでも見てきたしガイドや民宿のスタッフからも聞いていた。

勿論こんな小さな生き物を避けるためにずっと徐行運転するのも現実的な話ではないけど、こうして実際に起きている事故を目の当たりにして悲しくなった。さっき写真を撮った時、茂みにでも誘導してやれれば助かっていたんじゃないのか?なんて過ぎた事を考えてしまう。

なんとも居た堪れない気持ちでその場を後にし、寝る前に西表島最後の晩餐、もとい晩酌。

 

 

出発前は3泊4日は長いと思っていたけど、こうしていざ実践すると早いこと早いこと。やりたい事だらけで全然時間が足りなかった。初めての西表島で広く浅く手を出すのが精一杯だったけど、幼い頃からの憧れだった島は本当に素晴らしい場所でした。

 

この旅行ももうすぐ終わり。このまま寝て終わらせたくないけど、疲労もピークだったので溶けるように眠るのでした。

西表島旅行記Part6 ~空回りと勘違いと~

ツアーを終え、民宿へ戻ったのは午後3時前。時間も惜しいのでまだまだ行動したいものの、既に疲れ果て体内充電は残り僅か10%。そんな状態でベッドでボーっとしていたらうっかり30分が過ぎてしまった。これからどうしよう。

とりあえず外に出よう。そして向かうはすぐ隣の無人販売所。

 

 

 

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これだな。1袋100円で売られている冷凍パインで体力回復。数種類のパインがストックしてあり、味の違いも楽しめるので気付けば全種喰っていた。疲れた体に冷たさと酸味が嬉しい。その後スーパーへ原付を走らせ、夜のつまみや飲み物を買い出しているとだいぶ疲れが取れてきた。

 

 

 

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スーパーのパインもやっすい。こっちじゃフィリピン産でも倍以上するのが普通だというのに。

 

 

 

とりあえず、これからの選択肢としては

・まだ探索していないエリアの開拓

・昨日と同じエリアを煮詰める の2択。

 セオリー通りなら前者なんだろうけど、夕食時間の兼ね合いもあるし、そちらは夜間の探索で回ればいいと判断して後者を選択。暑さも半端無いしとりあえず海に入りたい。という訳で再び星砂の浜を目指す。

 

 

 

 

 

・・・が、滅茶苦茶引き潮。

こんなん泳げるか!とツッコミ入れたい気持ちでいっぱいだが、ここまで来た以上は仕方ない。ひとまず足だけでも海に…と入るや否や、足元を素早く擦り抜けて行く魚の群れ。

尾鰭は黄色に、胸鰭は黒色に染まっており、更にその小さな胸鰭を翼のように広げている。

 

 

テッポウウオ!?!?

お前らマングローブ帯にいるんじゃなかったの!?幼魚期だけ海で過ごすとか聞いた事ないし、そんな可能性ある?そもそも海じゃ水鉄砲使う機会無いからその線は現実的じゃないよな。万一いるなら支流から流されてきた可能性もあるけど、雨も降ってないのにこんな所にいるのは違和感ありすぎる。

 

 

 

これはアレだね。潜って確かめるしかないね。

浅すぎてフィンは使えそうにないので、シュノーケルのみレンタルし海へ。

早速件の魚を発見!!

 

 

 

 

 

…したが、違う。

上から見た時の尾鰭や背中こそテッポウウオ風味だが、横から見ると模様や体型はまるで別物。ハッキリ言って全く似ていない。

 

 

 

あーこれ、オニボラの幼魚だわ。あまりのテッポウウオ見たさに、こんな似ていない魚と見間違えて錯覚してしまうとは我ながらヘボすぎて呆れてしまった。

しかしレンタル代を払った以上は勿体無いので、再び星砂の浜の海中探索へ。

 

 

 

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「○○でゲス」とか言いそうな顔のカニ

 

 

 

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あなた昨日もいましたね?

 

 

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昨日は気付かなかったけど、手を差し出すと寄って来る魚が意外と多い。確実に餌付けしてる奴がいるな。

 

 

 

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それでも深い所はそれなりに水深があって、比較的大きな魚が集まっている。

 

 

 

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ので釣る。このアミメフエダイ2匹とクマドリが釣れた所でライントラブル発生、モタモタしている内に潮も満ちてきた。正直これだけの釣果じゃ全く納得できないが、鞄が水没の危機に瀕したので止むを得ず撤退。ついでに夕食の時間も近いし。

 

 

 

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民宿の夕食。島豚の生姜焼きやその他色々。どれも旨いけど、刺身もそうめんチャンプルーも旅行中に食ったのでダブってしまった。

 

 

 

夕食を味わいながら速攻で完食し(矛盾)、釣竿を担いで港の防波堤を目指す。

前日バラス島でのシュノーケリングの際、ガイドに夕方はガーラが釣れると教えて貰っていたからだ。

 

ここまでいい釣果は出せなかったけど、ここでガーラが釣れたら一発逆転だ!

西表島旅行記Part5 ~ピナイサーラの滝を目指して~

午前5:00、リュウキュウアカショウビンの鳴き声で起床。

 

この日はいよいよピナイサーラの滝の頂上へ向かう。

過去の記事でも度々名前が登場しているこの滝は沖縄県で最大落差を誇る滝であり、 頂上へはカヌーやトレッキングを行って目指す事から、西表島のアクティビティの中でも人気があるツアーだという。

 

今回の旅行の大きな目的は、見た事のない野生動物をより沢山見ること。つまり貴重な体験と生き物探しを同時に行えるであろうこのツアーは正にうってつけであるため、企画段階から楽しみにしていた個人的一大イベントなのである。

 

 

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なお出発は午前9:00。多くのツアーは10:00出発のため、その時間帯にブッキングすると夏季は川が渋滞するらしい。そんな表現聞いた事ないww

今回宿泊した民宿が企画しているツアー故に、この辺り融通が利いてよかったと心底思う。写真はその民宿で育てられているハイビスカス。黄色いのも綺麗でいいね。

 

 

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中通り過ぎたマンゴー農園。受粉にはハエを利用するため、ビニールハウスの中には多数のハエが飛び交っているらしい。事実を知ると食べられなくなる人もいるんじゃなかろうか。でも私は書きます。

 

 

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 ここから先は車を降りて、川まで歩く。アダンやサガリバナ、オキナワアナジャコの巣など目に入る動植物も西表島ならではと言った感じで見ていて飽きない。歩いてるだけで楽しい。

 

ここに沢山生えていたのがオキナワキョウチクトウという木だが、枝を串にした串焼きを食った人が死ぬほどの強毒を持っている。毒の主成分はケルベリンという地獄の番犬みたいな名前のアルカロイド配糖体で、同じ毒性を持つ海外の近縁種がsuicide tree(自殺の木)等と呼ばれる筋金入りの有毒植物。以前取り上げたツムギハゼといい、下手にサバイバルの真似事なんかすると死にかねないから自然って怖い。

 

 

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暫く歩くとカヌーの停留所に到着。ここからはこれで川を遡る。

 

 

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俺たちの冒険はこれからだ!!!まっつん先生の次回作にご期待ください。

 

マングローブやアダンの生い茂る水路から川に出る。…のだが、初めてのカヌーに苦戦し、思うように進めない。

2枚目の写真の水際に生えている植物がアダン。実がヤシガニの好物であることで有名な植物だが、葉はまるでノコギリの如く棘だらけ。うっかりカヌーごと突っ込むとかなり痛いので要注意。経験者は語る。

 

 

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本流は太くてそんな心配も無いんですけどね。ここまで来ると操船にも慣れ、日陰を探して漕ぎ進める余裕も出てくる。

因みにこの川は海水の交じる汽水域らしく、ウミヘビやエイ、果てにはオオメジロザメまでもが遡って来ることがあるそうだ。なにそれこわい。暑いし泳ぎたいと思っていたけど一瞬で欲が冷めたwwサメだけに

 

 

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カヌーの道中よく見かけたナンヨウボラの群れ。他にもナンヨウチヌやゴマフエダイなどが見付かったが、この旅行で特に見たかった魚・テッポウウオは残念ながら見付からず。水鉄砲を吐いて樹上の昆虫を撃ち落とすという性質を考慮して、敢えてマングローブの傍を進んだりもしたんだけど。

 

 

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遠方にピナイサーラの滝が見えてきた!覚悟はしてたけど、こうしていざ実際に見ると高いな…

 

なんて考えつつ暫く漕ぎ進めていたが、見るもの全てに興味津々なので意外とアッサリ上陸ポイントへ到着。いよいよ徒歩で頂上を目指して行く。

 

 

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上陸して間もなく目に入ったサキシマスオウノキ。「板根」と呼ばれる地上に突き出た根が特徴で、昔はこれを切り出して船のオールに利用していたらしい。この板根の高さで樹齢が分かるらしく、この木はなんと樹齢約150年だとか。その風格はさながら西表島の歴史の生き証人だ。

 

 

 

…と、そこから進んですぐに何かが歩いているのが見付かる。

 

 

 

 

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ヤエヤマセマルハコガメ!!!

ここ西表島を代表する希少生物の一つで、天然記念物に指定されている。また頭や手足を引っ込めて蓋をし、甲羅の隙間を完全に閉じる事が可能な亀の一種であり、そんな防御特化の進化を遂げたからか、成体の天敵はロードキルする車くらいだとか。本旅行初の天然記念物との遭遇により大興奮でシャッター切ってましたが、後ろ向きとは言えハッキリとした写真が撮れてよかったです。

 

 

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尻尾が綺麗なイシガキトカゲ。ニホントカゲに見た目がよく似ているが、沖縄の離島のみに生息する準絶滅危惧種。本土のトカゲと同様すばしっこいのでブレる。

 

 

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因みに頂上へはこのようなジャングルを上へ上へと目指して歩く。その光景はさながらジュラシックワールド。昔は切り倒した材木を運ぶための道だったそうだが、こんな険しい道のりを木材担ぎながら降りていた当時の人達は凄いなあと感心してしまう。

 

 

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アカギは外見こそ普通の木だが、樹皮を剥がすと本来の赤色が現れ、樹液も血のような赤色だという。名前といい特徴といい鷲頭麻雀しか想像できない。

 

 

 

そうして休憩や発見をしつつ長い道のりを進んで行くと、遂に頂上へ。

これが西表島屈指と言われる絶景である。折角なので大きめの画像でご覧ください。

 

 

 

 

 

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素ン晴らしいね!!!

眼前に生い茂るジャングル真下に落ちて行く滝の水、そして遠くには昨日上陸したバラス島までもがハッキリと見える。運動不足と喫煙のせいでヘトヘトになりながら歩いたが、目の前に広がる絶景で全て吹き飛んでしまった。意識高い系っぽく言うとマイナスイオン大放出な感じ。

(多分)綺麗に撮れてるんだけど、やっぱりこの感動は実際に登らないと到底伝えられないと思うので、西表島にお越しの際は是非登頂目指してみて下さい。

 

 

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我ながら全てを台無しにするガッツポーズですね。

 

 

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沢にはこんなのも。

コンジンテナガエビは国内のテナガエビ最大種。その全長は鋏脚を含めると30cmに迫ろうかという巨大さで、本土のものと比べても頭一つ抜けている。そこそこの数が棲息しているようで、周辺の岩陰から鋏や頭を覗かせている。

 

 

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そうこうしている間にガイドが準備してくれた昼食。

麩の炒め物ことフーチャンプルーと、おにぎり2つ。満腹にはならないけど、この後も歩くことを考えると丁度いい量。あまりにも腹が減っていたので一番乗りで完食し、沢で手を洗いに行く。すると帰り道に何かが目の前に飛び出した。

 

 

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サキシマキノボリトカゲだーっ!!!

基亜種のキノボリトカゲやその仲間を含めて、外来種のスインホーキノボリトカゲを除けば唯一日本に生息するアガマ科のトカゲ。

撮影しててもなかなか逃げないのに驚いたけど、捕まえようとすると流石に逃げる。しかし尻尾を切れないトカゲなので捕獲は容易。咬まれたけど力はそれほど強くない。

 

 

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ひと通り愛でた後はキノボリトカゲらしく木に帰してやる。ありがとなー

ここからは滝壺を目指し、下へ下へと降りて行く。

 

 

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ツルアダンヤドリギ のように他の木から養分を吸い取り成長する、いかにもジャングルな見た目の植物。

 

 

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トトロが傘に使えそうなほど巨大化したクワズイモ。100均の観葉植物のイメージが強いため尚更驚く。現地では汁をムカデ咬傷の民間薬として使用されるらしいが、有り得ない程沁みて痛むとか。旅行中に咬まれても黙っておこう。

 

 

 

そして道中、とある生き物に遭遇する。

緑色の細長いシルエット。一瞬蛇かと思ったが違う。脚がある。まさかコイツは・・・・・!

 

 

 

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サキシマカナヘビ!!!※画像はイメージです

下手な外国産のトカゲより鮮やかで美しい緑色と、樹上生活に特化したために長く発達した尻尾が特徴のカナヘビの仲間。同時に日本固有種だが、ここ西表島を除けば石垣島と黒島にしか棲息していない絶滅危惧種でもある。

 

 

 正直、旅行の前準備ではへー、サキシマカナヘビっていうレアなトカゲがいるんだ。くらい思っていなかった。しかし目の前に現れたそれはあまりに美しく、完全に心を奪われてしまった。これは絶対に写真に撮らないと…!!

 

 

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orz

まさかの逃走。見とれている時間が無ければ間に合ったかもしれないが、仕方ないね。

そんな感じで気力の数割が削られながらも再び歩き始め、ついに滝壺に到着。

 

 

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頂上からの絶景も良いけど、これもまた美しい。

希望者は滝壺で泳ぐ事が出来るので、迷わず水中へ。勿論ここでも生き物を見付けるためだ。しかもガイド曰くオオウナギもいるというではないか。

 

 

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滝壺にはハゼ類やテナガエビが棲息している。水の透明度は高いが、底に沈んだ砂泥が舞うと一気に視界が奪われてしまう。しかし水が冷たくて気持ちいい!

 

 

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コナカハグロトンボ。ミナミカワトンボ属の中では唯一日本に棲息するトンボで、大きさはイトトンボよりやや大きい程度。縄張り意識が強く、飛び立ってもすぐに戻って来る為撮影は容易。

 

 

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出た!!オオウナギ!!

頭を岩陰に突っ込んでいたので全体像は見られなかったが、1mは悠に超えているんじゃないか?間違いなくここの食物連鎖の頂点だろう。

 

そして水中で出会うと威圧感が半端じゃない。巨大魚と言うとピラルクーなんかは神々しさもあるんだけど、コイツやパーカーホやコロソマみたいな、ボーっとした顔で且つ巨大な魚が泳いだり鎮座している所って妙な怖さがあるよね。俺だけ?

 

 

 

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このままカヌーを停めた地点まで降り、再びカヌーで帰る。

帰りは潮が引いており、見られる生き物や景色がまた違うから飽きない。

 

 

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オキナワハクセンシオマネキ は相変わらず沢山いた。撮ろうと近付いて何度か座礁したww

再びテッポウウオを探してみるも、あえなく不発。やっぱりマングローブフィッシングのツアーでも参加しないと厳しいか… 

 

 

 

 

そんなこんなで帰還、ツアー終了。

結論から言うと控えめに言って大大大成功。

と言うか、多種多様な動植物、自然が織りなす絶景、初めて体験するアクティビティ…これだけの要素が揃って満足出来ない訳が無い。社会人になってから自然が恋しかったが、それまでの分を全て取り戻せた気さえしてきた。

 

 

 

だがまだだ。蛇は前日のウミヘビしか見ていないじゃないか。

ここからの計画について民宿でひと休みしつつ作戦会議。あ、ひとりで。